🚑 うさぎの緊急時ガイド
うさぎは体調不良を隠す動物で、異変に気づいたときにはすでに危険な状態のことがあります。半日(12時間)食欲がない・うんちが出ないだけでも命に関わります。下の症状に当てはまったら、迷わずうさぎ診療可の病院へ。
⚠️ このページは応急の一般情報です。獣医療の代わりにはなりません。判断に迷ったら、まず動物病院に電話してください。
🍃 食欲がない・うんちが出ない(うっ滞/消化管うっ滞)
うさぎの死因として最も多いのが「うっ滞」です。腸の動きが止まり、半日〜1日で急激に悪化します。これは最優先の緊急事態です。
🚨 こんなサインは危険
- 半日(12時間)以上、牧草もペレットも食べない
- うんちが出ない・急に小さくなった・数が激減した
- お腹が張っている、または「グーッ」という強い音や逆に無音
- うずくまって動かない、強い歯ぎしり、前足で口を気にする
- 体が冷たい(体温が下がっている)
✅ 今すぐやること
- すぐにうさぎ診療可の病院へ電話し、「食べない・うんちが出ない」と緊急で伝える
- 体を冷やさないよう保温する(タオルや湯たんぽで、低温やけどに注意)
- 受診までに時間がある場合は、大好きな牧草や生野菜を鼻先に出して食べる意欲があるか確認する
🚫 やってはいけないこと
- 「様子を見る」で一晩放置しない——手遅れの最大の原因です
- 獣医の指示なしに、市販薬・人間の薬・強いお腹のマッサージをしない(原因によっては悪化)
☠️ 有毒なものを食べた(誤食)
ネギ類・アボカド・チョコレート・観葉植物などは、少量でも命に関わります。「たぶん大丈夫」と様子を見ないでください。
🚨 こんなときは危険
- ネギ・玉ねぎ・にんにく・アボカド・チョコ・カフェイン飲料などを口にした
- ユリ・ポトス・アジサイなど有毒な植物をかじった
- ビニール・布・電気コードなどの異物を飲み込んだ
✅ 今すぐやること
- 食べた物・量・時間をメモし、可能なら現物やパッケージを保管する
- すぐ病院に電話して指示を仰ぐ(何をどれだけ食べたかを正確に伝える)
- 危険な食材かどうかは食材図鑑でも確認できます
🚫 やってはいけないこと
- 吐かせようとしない——うさぎは体の構造上、嘔吐できません。無理は窒息や悪化を招きます
- 牛乳を飲ませるなどの民間療法をしない
- 「少量だから」と様子を見ない(ネギ類・アボカドは微量でも危険)
☀️ 暑さでぐったり(熱中症)
うさぎの熱中症は短時間で命に関わります。「人間が涼しい」温度が基準ではありません(室温28℃以下が目安)。
🚨 こんなサインは危険
- ぐったりして動かない、横たわって体を伸ばしている
- 呼吸が速い・荒い、口を開けて呼吸している
- よだれが多い、耳がいつもより熱い
- ふらつき・けいれん
✅ 今すぐやること
- すぐに涼しい場所へ移動し、エアコンで室温を下げる
- 濡らしたタオルや常温〜ぬるめの水で、耳や体を少しずつ冷やす(耳は熱を逃がす部位)
- 水を飲めるようにする(無理に飲ませない)
- 並行して病院に連絡し、涼しくして搬送する
🚫 やってはいけないこと
- 氷水・保冷剤で一気に冷やさない——急激な冷却は血管が縮んでショックを起こす危険。ぬるめで徐々に